政治を国民の手に取り戻す:渡辺喜美(衆議院議員)、江田憲司(衆議院議員)(3)

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自民党の延命に手を貸すつもりはない

渡辺 「自民が駄目なら、民主党に行けばいい」という人もいます。たしかに民主党の党内には、われわれと理念や政策を共にする人はたくさんいますが、しかし民主党のマニュフェストに道州制が入っているかというと、ありません。民主党のなかに、道州制に賛成の人は少なからずいるはずなのに、これもおかしな話です。そう考えたとき、いまの「自民対民主」という構図だけでは、国民の手に政治を取り戻す選択肢として非常に不十分です。われわれが第3極のアジェンダ(政策課題)を掲げることで、より国民の考えに近い政治状況をつくりだしたいと思うのです。


江田 選挙区で有権者の皆さんの意見を聞くと、「今度の選挙で絶対自民党には入れないけれど、かといって民主党には抵抗がある」という人がたくさんいます。私自身、民主党のばらまき的なところは、ちょっと気に食わない。高速道路の無料化にしても、聞こえはいいですが、通行料の代わりに税金を投入するということ。「40兆円の借金をどう返済するか」といった道筋も示していません。農家の戸別所得補償も、制度自体は否定しませんが、兼業で農業収入も少なく後継者のない農家まで補償するのか。どうしてそれが将来の農業の足腰を強くすることになるのかがわからない。


ただし天下りの全面禁止をはじめとする公務員制度改革法のように、「脱官僚」で共闘できる部分もある。われわれは理想を追い求め過ぎかもしれませんが、こうした政治家やグループが存在することも、来るべき政界再編のときに必要ではないでしょうか。


一方で、われわれの動きを、「自民党の延命に手を貸す別働隊になるだけだ」などとする意見がありますが、これはまったく馬鹿げている。


渡辺 おっしゃるとおり、私はもう自民党を離党しましたから、自民党の延命に手を貸すつもりはまったくない。志を高くもって自民党を離党し、われわれと合流したいという人があれば、理念と政策の一致を前提に加わっていただくことは、大いにありうると思います。


そもそも、現職の国会議員が5人集まれば政党は簡単につくれるのですが、われわれは、あえてそういう道はとりたくなかった。現職の国会議員だけで政党をつくっても、それは永田町だけの動きで終わりかねません。いまいちばんの危機は、政治が国民と断絶していること なのですから、ならば国民の立場に立った、政治を取り戻す運動体があってもいい。そう考えて、私と江田さんが国民のための政治を行なう「パートナー」となり、水先案内人となってくれる人たちにナビゲートしてもらいながら、サポーターを結集していく方法を思い付いたのです。これは日本の政治史のなかでは、きわめて稀なことでしょう。日本の政治は、まさにどん詰まりで、政党が機能不全で国民の声を吸い上げられなくなりつつある。その必然の結果として、こういうことをやらざるをえなくなったのです。


この運動体が大きなうねりになり、やがて解散総選挙に突入して、「国民の声をどのように反映させるのですか」と問われれば、そのときは運動体と切り離して、新党をつくるのも有力な選択肢だと思います。



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