最初の“3秒間”がキモ!?「第一印象」って何で決まるの?
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社会に出て、まず新人が経験する難題が、職場や仕事で出会う諸先輩方への“自己紹介”。
学生のころ、友達相手にサラっとしたのとはワケが違う。なにせ相手は上司や先輩なんだから!
とここで気合を入れすぎると、「ウケを狙いすぎて大すべりした」なんて、目も当てられない状況に
なってしまうので、気をつけたいところです。
というわけで、まぎれもなく新社会人として重要なステップとなる“第一印象”。
コレは3秒で決まるって聞いたことあるんですが、実際のところ本当なのか?
『たった3秒で相手の心を掴むコミュニケーション術』などの講演で人気の
「フィニッシングスクール美プロデュース」の倉千鶴さんに話を聞きました。
「確かに第一印象はたった3秒で決まってしまいます。しかし第一印象だけではなく、
第四印象まであるんですよ。それでもトータル9秒といわれていますけどね」
おぉ、そんなに早いんですか!? しかも、第一印象どころか、第四印象って!?
いったい何が見られているんですか?
「第一印象では見た目と表情、そして挨拶といわれています。第二印象が動作、態度。
第三印象が話し方。第四印象が話の内容。つまり第一印象の3秒で相手の心をつかむには、
まずは挨拶。明るく元気よく、礼儀正しい挨拶をすることが重要ですね。
そして表情はもちろん笑顔で!」(同)
元気な挨拶と親しみやすい笑顔は最強の武器ってわけですね!
…それでもやっぱり最初は緊張で声も表情も固くなってしまうかもしれません。
新人にはなかなか難しい…。では、それをフォローするために、身だしなみなどで
好印象を与えるポイントってありますか?
「身だしなみはとにかく清潔感があること! 髪型は企業や業界にもよりますが、
お辞儀をして戻った時に、顔にかからない状態が理想。
スーツはサイズの合わないものは絶対ダメ!
服に着られてる感が出てしまって、頼りなく見えてしまいますからね」(同)
確かにビシッとスーツを着こなしてる人ってカッコイイです!
袖とか肩とか、スーツはジャストサイズに直さなきゃダメってことですね。
それなら専門知識のない僕でもなんとかなりそうです。
「大事なことは“キビキビ・ニコニコ・ハキハキ”。これを心がけていれば
良い印象を与えられると思いますよ。社内に新鮮な風を吹き込むというのが、
新入社員に与えられた最初のミッションだと思います。
明るく元気の良い風が入ってくれば、周りも活性化されますよね」(同)
気の持ちようで第一印象も決まると。倉さんいわく「憧れのビジョンを描いて、
それに近づくよう演じることも大事」なんだとか。
“第一印象”についての不安で悩むヒマがあったら、どんな人が
カッコイイのかを考える方が好印象を与える近道ってことですね。
(R25編集部)
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